福島の原発対応

今日の新聞読むと1号機への海水注水について実は中断していなかったという事実が判明。第一原発の所長が独断で冷却による安全確保を優先し、注水を継続していたとのこと。これってどういうことなんだろうね。

官邸で海水を注入することの是非について議論をしていたことについて官邸にいた東京電力の元役員(この人は連絡係だったのかな?(官邸と東電との)から「首相の判断がなければ海水注入ができない雰囲気だ」という状況が東電に伝えられすでに19時過ぎから注水を始めていたのに、この元役員からの情報を元に東電と現地所長との間で対応を検討し、官邸の判断を待つということで一時中断を東電として決定。19時55分に官邸からの注水指示で再度注水したというのが流れだけれど、

①官邸はすでに注水が行われていたことを知らなかった。

②東電は18時5分に官邸から注水の指示があったので準備できしだい注水開始をしろと理解し、19時すぎから注水した。

③元役員から官邸の雰囲気が伝えられ、たぶん東電はまずいと思ったんだろうね

④東電と現地所長とが協議し中断した

というのが流れなんだろうけど現地の所長は無視して注水を継続した。東電はこの所長を処分するらしいけど「海水を注入することで再臨界の可能性が高まることはない。継続は技術的に妥当だった」と副社長が言っている。結局最初の立ち上がりの時にしっかりとした体制をとらなかったことが大きな原因なんだろうと思う。それにしてもこの現地の所長は独断で継続したことについては結果オーライだけど難しい立場になるのかな?それと20時20分に注水を再開したという報告をしているようだけど、官邸はそのとき何も感じなかったんだろうか?官邸は中断を指示していないといっているわけだからその時 なぜ?という思いはなかったのかな?まさか注水いているとはおもっていなかったのか?あまりにもお粗末