集団的自衛権の歯止めは

公明党が抵抗している集団的自衛権についての問題は政府と自民党が攻勢をかけてますね ~

閣議決定案の根幹になる自衛権発動の3要件ってこれだけ読むと自衛隊の活動範囲はどこでもOKって感じです。

「我が国に対する武力攻撃が発生したこと、又は他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆されるおそれのあること」って言ってるけど・・・・

「おそれ」って今現在ではないですよね。将来の可能性のことですよね。

その時々の政権が「おそれ」があるから自衛権を発動するって言ってしまえば終わりだものね。

同じように「他国」についても世界中のどの国でも「他国」なんですよね~

自衛隊はどこにも行けちゃうんです。自衛隊の活動に具体的な歯止めがどこにも無いんです。時の政府を信頼しなさいって言うことですかね~

例えば 今イラクは内戦状態です。このことで原油がはいってこないということは想定できませんが、仮にないってこなくなったとした場合って「・・・・権利が根底から覆されるおそれ・・・・」と解釈できないことも無いと思うんです。それこを多国籍軍・国連軍が出動したら日本も行かざるをえなくなりますよね。それも今までのような後方支援ではなく,前線へ・・・・・・

そう言った意味では今国会での閣議決定はなくなりましたが、今一層の議論が必要か?と思います。国会が終わっても与党協議は継続するんです。ここには野党の入り込む隙間は無いんです。

本当に今回は公明党に頑張ってもらって、自衛隊への歯止めというのではなく安倍政権への歯止めをかけてほしいな~

 

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