今回の大地震

今回 東北地方で起きた大地震には自然の恐怖を感じました。何回も大きな地震はあったけれど津波のもつエネルギー・破壊力の大きさは創造を絶するものでした。

今までも地震があるたに津波注意報・警報があり、テレビではそのつど港の状況を報告したりしていましたが、せいぜい20センチとか30センチ海面が盛り上がっておしまいと言うケースが多く、大きな津波での被害は海外での地震でおきる海外での災害でしかありませんでした。でも今回はリアルタイムで津波が町を飲み込む様子がヘリコプターから報道されました。「町が壊滅」という表現も使われています。長い間かけて少しずつ整備されていった防波堤とかまったく関係なし。問題外といった自然の猛威がすぐ身近でおきたことに鳥肌がたつような感じでした。

私と仲良かった後輩が塩釜の近くに居と構えています。携帯電話を鳴らしても出てきません。「電源を切っているか電波の届かない場所に」といアナウンスが流れます。平日の昼だから仕事に出かけて家の近所にいなかったことを、海岸に近い場所にいなかったことを祈っています。そして「心配かけました」という声を届けてくれることを今は祈るしかありません。無事でいてほしいです。