2匹の猫

自宅に猫が2匹いる。1匹はアメリカンショートヘアーで血統書があるらしい。確かにきれいな猫である。CMにでてくる猫よりもうちの方がかわいいとおもっているのは親ばかかもしれないけど。もう1匹は日本猫で背中が濃い灰色?下半分が白くてなぜか口の周りが背中と同じグレー。ちょうど喜劇で泥棒が口の周りを黒く塗って登場することがあるけれどそんな感じ。

見ていて飽きない。2匹の性格は正反対でアメリカンショートヘアの方は活発で人懐っこく名前を呼ぶと走ってくるし、機嫌がいいとそばまで来て仰向けになる。さすってやると本当に気持ちよさそう。ところがちょっと気に入らない場所に手を伸ばすと容赦なく前足が飛んでくる。もう1匹も甘えん坊ではあるが怖がりでもあり、いつも隅っこを探してはうろうろしている。隅っこに置いた段ボールが憩いの場となっている。仕事で疲れて帰ったとき玄関に迎えに来るのがショートヘアのほうで片方は隅っこに隠れてしまう。しばらくして落ち着いてくるとそっと顔をだしてあたりを伺いながらそばにじりじりと近づいてくる。昔子供のころの遊びであった「だるまさん ころんだ」のよう。そしていつの間にか膝の間に自分の居場所をみつけるのである。ショートヘアの方は絶対に膝の間にはこない。猫はわが道を行くところが非常に多いけど私にとってはよき相棒である。このいい関係をずっと続けていきたいものである。